ドイツは環境先進国であると言われています。 福島原子力発電所事故の後、ドイツでは、すぐに、2022年までの原発撤廃を議決しました。しかし将来の環境保全・エネルギー供給をどう確保してゆくかということが、より差し迫った問題になったことも確かです。 北ドイツで発電された再生可能なエネルギーを供給地域(特に南・西ドイツ)まで送電するためには新しい送電網が絶対必要となります。 一つの解決方法は、地方で分散型のエネルギー供給を行うことです。 ドイツには現在、約300のエネルギー自給自足的な街があり、さらに約50の街は今自給自足を目指すプロセスにあります。ごく小さな100人の人口しかない村から人口7000人以上の小都市まで、総合的な環境保護コンセプトの中で自給自足的なエネルギー供給に基づく、二酸化炭素削減・環境保護を実施しようとしています。 このような総合的なコンセプトは、廃棄物、エネルギー供給、交通、自然保護、環境教育など、環境に関する様々な分野における市民、事業者、行政の活動を継ぎ合わせることを目標とするものです。限られている収入・予算で自治体がどう熱心に環境計画を実施しているのか、市民たちの興味をどうやって得ているかなどの点もドイツエコーツアーで知ることができるでしょう。 ヴォリーのドイツエコーツアーは、それぞれの分野におけるドイツでの取り組みを視察できるようにする点に目的の重点を置きます。風力発電パーク、太陽光発電パーク、バイオー・マス、バイオ・ガス、ごみ清掃工場などの見学、国レベルから自治体レベル、そして市民レベルまでの環境保全活動の当事者との意見交換、話し合いを設けることも、お客さまのニーズに応じて対応します。 ドイツの持続可能な社会システムや街づくりを多角的に捉えるツアーを提供します。 ツアーを実施し、限られている時間を有効に使うためにレンタカーでドイツを回り、辺鄙な現場・取材場所でも訪問できるようにします。
ハンブルク下水処理場
ルッベン清掃工場
ベルリン パッシブハウス
ガスモーター
ドイツ内での費用の見積もりと含まれているサービス ・お客様4名 ・6泊7日 ・ドイツでの出発地 : フランクフルト国際空港
一日あたりのガイド料金 (人数関係なし) 目的地の観光案内・運転を含む
180Euro
x7日 =1.260Euro
レンタカー7日 (1700km、ガソリン代と保険料を含む)
870Euro
一日の経費(ガイドさんのホテル一人部屋・食事・入場金・駐車所料金)(ホテル代はあなたが選んだホテルカテゴリによります.これまでの平均は、)
110Euro
x7日 =770Euro
合計
2900Euro
お客さま4名の場合の 一人当たりの一週間平均料金
725Euro
4名の場合の一人当たり料金 5名の場合の一人当たり料金 6名の場合の一人当たり料金
約7万6千円 約6万1千円 約5万1千円
お問い合わせ =≫ wolfgangbauer@my-berlin-tour.de
『ドイツ・スタディツアー』 ドイツの春を味わいながら、地元の人々と交流し、そして環境保全に関わる先端技術の情報を得られる旅です。 ドイツの歴史、クラッシック音楽、地方名物、地ビールなどを楽しみながら、バイオガス、バイオマスなどの施設を見学します。 このツアーでは、バイオディーゼルで走るミニバスを使用します。 リサイクル可能な資源のもつ将来性、言い換えれば、環境保全活動に含まれる「ビジネスチャンス」を十分実感できる一週間になるでしょう。 快適な移動と体験ができます。 このツアーは7名様限定で、日本語のできるスタッフが2人が同行いたします。 素晴らしい体験となるこの環境スタディツアーをご一緒にどうぞ!
訪問都市 : ベルリン・ライプツィッヒ・ドレスデン・マイセン
本ツアーに同行するスタッフ : ・環境省認定環境カウンセラー ビアンカ・フュルスト ・バウアー博士
7:45発、成田・フランクフルト経由でベルリン着 ホテルへ
バイオディーゼルで走るミニバスをチャーターし、ベルリン観光
・ドイツ連邦議事堂見学 (バイオマス、太陽エネルギー、地熱、省エネシステムなどを含むの最新型エネルギーコンセプト) ・ 講習:「再生可能な資源・ドイツでの現状」 (ガブリエル博士) (環境省内)
・バイオディーゼル工場見学 (ビッテルフェルト市) ・無農薬農場訪問(生産、加工、販売、観光)(旧騎士民家)
・TERRATEC, ENERTEC 環境技術メッセ訪問 ・ライプツィッヒ市内観光 ・ゲバンドハウスでクラッシックコンサート (希望者のみ)
・バイオガスプラント見学 ・ドレスデン市内観光
・木質バイオマス発電所見学 ・マイセン観光 ・オペラ観賞 (希望者のみ)
・モーリッツ城観光 ベルリンへ移動 18.30ベルリン発・フランクフルト経由で日本へ帰国
『ドイツ環境施設・スタディツアー』 訪問都市 : フランクフルト・マインツ・フライブルグ・シェーナウ
・ ごみ焼却所マインツ ・ フライブルグまで移動 ・ 環境市民運動同盟 地方での水の問題点・水供給の民営化
・ フライブルグ ウォーバン地区・環境建築 ・ シェーナウ− 市民たちの自然エネルギーと 発電所のプロジェクト
BHKW
ケーテン太陽光発電施設
ユーンデ ドイツで最初のバイオエネルギー村
私はこれまで、ドイツのお客さまを日本にお連れし、北は北海道から南は九州まで日本各地を訪ねて回り、実に多くの経験を重ねてきました。またその逆に日本のお客さまを連れて、ベルリン、そしてドイツ全域の観光案内もたくさんしてきました。 日本人のお客さまは休日が少ないため、ドイツで過ごす時間がすごく大事です。それぞれの時間を有効に使い、好きなコースを選び、楽しめるようにすべきです。 個人の車を使うと団体の大型バスよりフレキシブルな旅ができます。 「見て、あれ何 ?」 といつでも止まれますし、目にとまった印象的な景色の写真も悠々と取れます。 自分の好きな音楽を聴きながらドイツを発見し、貴重な時間を効率的に過ごすことが可能ですし、ドライブの途中で小さな村のケーキ屋さんに寄り、ドイツのケーキを味わうことも、夜にはガイドのアドヴァィス付きで地方料理を試すこともできます。